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墨攻
酒見 賢一
墨攻
 いくらなんでも更新しなさすぎな過疎ブログへようこそ。どんどん読んでどんどんレビューしたいんですが、めっきり本を読むのが遅くなりまして、買って読んでない本がたくさんあるんですが、死ぬまでに読みきれるかどうか自信がありません。
 それならせめて過去読んで面白かった本を紹介しようかと考えたのですが、引越しなどで処分したり実家の物置に入れてもらったりで、手元にそう多く置いてないんですよね。それも最近までダンボールに入れてまして、大した量じゃないんですが、さすがにひどいだろうということで本棚に入れ直しました。タイトルが一覧できるようになりまして、その中からいくつか紹介してみたいと思います。
 まずはこれ、「墨攻」。これを読んだのは十年以上前ですねえ。薄い文庫本なんで、なんとなく引越しのときも持って来てしまったんでしょう。これは、そう言えば、カナダに旅行に行くときに、飛行機で読もうと思って持っていって、結局行きの飛行機では読まず、宿泊地で夜にひどく疲れてでも眠れなくて、これを手にとって読み始めたら、すごく面白くて、疲れを忘れてそのまま最後まで読みきってしまったのでした。懐かしいなあ。
 巻末の解説も覚えてます。諸子百家の中の墨家は、城を守るのに秀でていて、墨守という言葉が残っているそうですが、それを下敷きにして、タイトルを墨攻にしたそうで、そういう教養のある人が見ると、このタイトルは面白いのだそうです。
 去年映画化されたんですか、その前に漫画化もされたようですが、そちらは見てないんですが、確かにこれだけ面白ければ映画化も当然でしょう。

60.分節を構成する要素・其の三
http://juji.hp.infoseek.co.jp/text/howto00060.htm

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ミステリ/エンタメ | 【2007-05-21(Mon) 09:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
知られざる傑作
バルザック, 水野 亮
知られざる傑作―他五篇
 私はこれが初バルザックなんですけれども、そういう人にちょうどいいんじゃないでしょうか。バルザックの長編は図書館に行けばありますけれども、その分厚さや古い黄ばんだ紙や妙に丈夫に作られている装丁なんかを見るだけでおなか一杯な感じしませんか? その点、これは薄くて文庫で短編が六個入っていて、気軽に読み始めることができます。
 「砂漠の情熱」は、描写の力によって、美しい豹と女性の愛人のイメージが一体化しています。「ことづけ」は、若者とお金持ちの伯爵夫人との不倫を描いています。当時のフランスの時代背景はよく知りませんけれども、伯爵が、非常に若い女性を妻に迎えて、そしてその妻が、若い愛人を作って、伯爵のほうもそのことを薄々知っていて黙認しているかのように描かれています。後半、伯爵が貪欲に暴食する描写があって、特にプロットに絡まないのに妙に印象深いシーンです。「恐怖時代の一挿話」はフランス革命直後のお話で、当時は実際のところは恐怖時代だったんですね。「ざくろ屋敷」は、ストーリーは単純ですが、湖畔のそばの葡萄園の美しい景色の描写に圧倒されます。「エル・ヴェルデゥゴ」は、冒頭で前時代的と思ってそのまま感情移入できずに読み終わりました。巻末の解説によると、由緒ある爵位を子孫に伝えねばならないという観念が引き起こした残虐非道な行為が描かれているそうです。「知られざる傑作」も、当時の女性の貞操観念に芸術論を混ぜ込んで書かれてあるようでしたが、今ひとつ自分とピントが合いませんでした。
 いずれにせよ、バルザックの描写力の圧力というか腕力というか、そういったものの片鱗に触れることができてよかったと思います。いずれバルザックの長編にも挑戦してみたいと思います。

小説の基本構成




純文学・随筆/その他 | 【2007-05-13(Sun) 09:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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福岡ストーリー|無料で読みやすい小説・ライトノベル

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