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[大陸浪人のススメ ~迷宮旅社別館~]
大陸浪人のススメ ~迷宮旅社別館~
【番外編】 チベット問題に関する知日派中国人の意見 その3[2009-02-01 12:43:57]
http://blog.goo.ne.jp/dongyingwenren/e/f92ac067ac464451565872f713698820
もしもチベットが独立してみろ。その次には何が起こる?
台湾か、ウイグルか、内モンゴルか、満洲か…。

中国において、分裂はすなわち新たな統一戦争の開始を意味している。
中国四千年の歴史はそういう出来事の積み重ねだ。

だから、絶対的に多くの人々が戦争に巻き込まれないためには、
ごく少数の分立独立分子を鎮圧するのは必要な行為なんだ。

中共はいろいろな部分においてダメなことばかりやっている。俺も中共は大嫌いだ。
しかし、悔しいけれど認めざるを得ないのは、中共の統治は大いに効果的だってことだ。

ぶっちゃけ、国民党でも共産党でもどっちでもいい。
効果的に国家を治めてくれて、
国民に豊かで平和で戦争とは無縁の生活を送らせてくれるならな。
そうであるなら、俺はそいつを中国の統治者として認める。

民主だの自由だのも必ず必要って言うわけじゃない。
これは中国と西側の国々との最大の違いだ。

民主主義の民主とは、国民主権という意味です。では、なぜ天皇でも皇帝でも中国共産党でもなく、国民が主権者なのでしょうか。それは、何人も誰かの奴隷ではなく、万人は平等だからです。誰もが自分自身の主人であり、平等であるならば、そのような人間が平等に集まって政治を行うことのほか、やりようがありません。

それでは、なぜ何人も誰かの奴隷ではなく、万人は平等なのでしょうか。
仮に、平等でないとすると、アメリカがイギリスから独立する理由も、フランス革命で王様の首をはねる理由もありません。それでは困るので、万人は平等なのです。

冗談ではありません。

キリスト教徒たちの言葉に、「神が結びし二人、人、分かつなかれ」というものあります。かつて、皇帝や王様や貴族が、領内の平民の生活すべてを決めていた時代に、愛し合う二人が、その支配を逃れて教会に駆け込み、神の前で愛を誓ったわけです。そして、神の前で契ったのだから、どのような権力も二人を引き裂くことができないのだと、この言葉は、そういう意味です。
仏陀は、生活に困窮し、途方にくれ、道端に座り込んでいた下層カーストの貧民を見かけて、一言、「来たれ、比丘よ」と声をかけたと言います。彼はその場で入信しました。当時のインドでは、カーストによる差別と女性差別がありました。けれども初期の仏教教団では、仏法の前の平等ということを唱えて、どのような身分の人も、女性も、教団に入ることができました。

長い人類の歴史を通じて、宗教や哲学の深い思索の中から、万人は平等であるという思想が育まれてきました。

すべてを捨てて完全に独りきりになり、静かに目を閉じて考えるならば、万人が平等であることはまったく自明のことのように感じるに違いないのですが、毎日家族と共に暮らし、仕事でいろいろな人と出会い、社会の不平等の中にどっぷり漬かっていると、私たちは、そのことに自信がもてなくなったり、忘れてしまったりしがちです。
けれども、個人のレベルでも社会のレベルでも、現にひどい搾取や虐待があるときに、万人が平等であるという信念が政治的イデオロギーとしての力を持ち始めます。搾取や虐待の背後に差別や不平等があるのだから、それを正せばよいわけです。

一方、身分制度や奴隷や人種差別、性差別といったものは、どうしてあるのかというと、昔からそうだったよ、今の世の中はそんなものだよ、ということしかありません。つまり経験主義的イデオロギーですね。それに対抗するために、現実に実現してはいない万人は平等であるという原理主義的なイデオロギーが持ち出されてきたってことです。

さてそうしますと、中国でいっかな民主化の気配がないのは、万人は平等であるという思想が政治的イデオロギーとしての力を持たない社会だからだ、と言い換えることが可能でしょう。おそらく、分裂と統一を繰り返してきた中国の歴史の中で、下克上の戦乱時代よりも、強権によって国家が統一され、政治的階級による身分の秩序がしっかりあったときのほうが、庶民の暮らしはまだましだった、というような集団的記憶がとても深く根付いているのかもしれません。そうであれば、今後も中国の民主化はまったく期待できないでしょうね。

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時事/ブログ観察 | 【2009-02-05(Thu) 00:05:02】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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