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日本の美女と野獣 吉松育美 2013/12/18
Japan’s Miss International Takes on Mob-Backed Entertainment Complex
December 18th 20131:00 PM
by Jake Adelstein
http://www.thedailybeast.com...
The Beauty vs. Japan’s Beasts
http://news.yahoo.com...
日本人ミス・インターナショナル、暴力団と癒着した芸能界に物申す
12月18日午後1時
ジェーク・アーデンスタイン記者

第52代ミス・インターナショナルを勝ち取った初めての日本女性、吉松育美が、暴力団と繋がりのあるすべての芸能事務所からの仕事を拒否したとき、正義を行うと芸能界から蹴落とされると彼女は思い知った。

第53代ミス・インターナショナルが火曜日に東京で決定したが、前任者である初の日本女性受賞者、吉松育美は、彼女の栄冠を手渡すべき場所にいなかった。吉松さん(1987年6月21日生まれ)は、女優であり、ベストセラー作家であり、社会活動家である。

授賞式を欠席した表向きの理由について、彼女は、コンテストの運営者である国際文化協会から病気の振りをするよう言われたと語った。国際文化協会は、彼女にストーカーしている有力芸能事務所の重役がトラブルを引き起こすかもしれないと恐れているのだ。国際文化協会は、被害者に責任転嫁する性根を露わにして、日本国内外の多くの人々を憤慨させ心配させている。

性の平等に関して、日本は先進諸国から何十年も遅れていて、2013年国際性格差調査において、136カ国中105位だ。芸能界について言えば、いまだ暴力団が支配し、有力芸能事務所が所属タレントのあらゆる側面をコントロールしていて、1950年代のハリウッドのようだ。

「周防郁雄氏(バーニングプロ社長)は、日本の芸能界のヴォルデモート(ハリー・ポッターに登場する名前を言うのもはばかられる最悪最強の魔法使い)のようだ。誰もが彼を知っていて彼を恐れていて、誰も彼の名前を口にしたがらない」

大手マスコミや警察は、日本の芸能界における悪人どもの振る舞いとヤクザの影に長い間目をつぶってきた。2011年、日本のジェイ・レノ(アメリカの著名コメディアン)、島田紳助が山口組(日本最大の暴力団)との親密な交際の後で引退を余儀なくされたことが発覚したが、彼の芸能事務所の吉本興業は相変わらず営業を続けている。いまだにたくさんの芸能事務所を暴力団が経営していることは広く知られている。たいていのタレントたちはそれを避けられない現実として受け入れ、そして大手マスコミは、タレントたちを必要としているが、芸能界の見苦しい側面を呑気に無視している。

だが、吉松さんはこのような現状に屈しないだろう。

彼女と西川紀男弁護士は12月16日、日本外国特派員協会で記者会見して、今月上旬に日本で最も有力な芸能事務所の重役に対して刑事告発と禁止命令をするに至った経緯を説明した。

彼女の申し立てによると、ストーカーは、パール・ダッシュ社長、ケー・ダッシュ重役である谷口元一氏だ。ケー・ダッシュは、日本最大の芸能事務所のひとつで、著名な渡辺謙(ラスト・サムライ、バットマン・ビギンズ)をマネージメントしている。

記者会見の前のステートメントの中で、彼女は記した、「彼の脅迫と組織的圧力にも関わらず、私はこれらの告発をし、公けに私を苦しめるストーカーを名指ししました。私は個人的利益のためにではなく、すべての女性の代弁者として私の懸念と非道な犯罪を告発します……。日本の女性たちは、報復の恐怖と仕事を失う可能性のために助けを呼ぶことができませんでした。そして彼女たちは、この数百年間ずっと女性への犯罪を『見て見ぬふりをする文化』を持つ社会の中で無視されました」

あなたのボスに会いなさい

吉松さんによると、問題は彼女がミス・インターナショナルになる直前に始まり、いまだに小さな芸能事務所が対応している。2012年春、彼女が仕事をしている事務所に、以前K1格闘大会のプローモーターであった石井和義氏が現れた。彼女は車に乗せられ、日本で最も有力な芸能事務所であるバーニングプロダクションに連れて行かれた。彼女は、しばしば「日本の芸能界のドン」と呼ばれる周防郁雄氏を紹介された。

警察の資料によると、周防郁雄氏は、参議院議員で暴力団である稲川会の元組員であった浜田幸一の運転手としてそのキャリアを始めた。周防郁雄氏は、浜田幸一氏の援助と後押しでバーニングプロダクションを設立し、日本の芸能界を牛耳ってきた。が、同社には問題があった。2001年5月、彼らの事務所に銃弾が撃ち込まれ、暴力団抗争の一部だったように見えた。2007年、警視庁の刑事によって警察のファイルが誤ってファイル共有サイトにアップされたが、そこには、バーニングプロダクションは山口組系後藤組の「クライアント・カンパニー」であると書かれてあった。

吉松さんは、バーニンググループについてさらに調査し判明した後で、「私はそこに連れて行かれてとても不愉快でした。私は、周防郁雄氏が暴力団と関係していることについて話しているように聞こえる録音テープも聞きました」と言った。

2012年10月21日にミス・インターナショナル世界タイトルを獲得した後で、彼女はマネージャーに、契約を延長せず独立して自分の事務所を設立すると伝えた。彼女は自分の海外エージェントとしてアメリカ人のマット・テーラーを雇うと決めた。このような中で行われた前の事務所とのこれが最後だろう話し合いに、石井和義氏が加わってきた。

「彼は私に親友と会うよう要求しました。親友とは、周防郁雄氏と彼の子飼いのKダッシュの谷口元一氏のことでした。私は、その会社(バーニングプロダクション)がヤクザと関係しているという風評や噂を知っていると石井和義氏に告げました。道徳的にも倫理的にも、私はそのような人たちと一緒に仕事をすることができないし、彼らの仲間とも仕事をしたくありません。私は拒否しました」

12月30日、日本テレビの特別番組の収録中に、彼女は初めて谷口と会った。谷口は彼女に向かって怒鳴って言いがかりをつけ、騒ぎを引き起こした。谷口は、テイラーが吉松育美に取次いでくれなかった、そして自分はテイラーと吉松に金を貸している、と言って非難した。申し立てによると、谷口はあるとき彼女の腕をつかんで力ずくでスタジオから連れ出そうとした。そしてその事件を裏付ける録音テープと写真がある。録音テープでは、スタッフが谷口を建物の外に追い出そうとしたとき、谷口元一氏が周防郁雄氏(バーニングプロ社長)の名前を連呼し、その様子はまるで魔法の呪文を唱えているようだった。

谷口元一氏は、何ヶ月も繰り返し彼女の家族や仕事場に連絡を入れ続け、彼女が彼から借りた金について、そしてまた彼女がタイラー氏と手を切ることを要求した。彼は彼女の家族に不穏な言葉を発した。彼は探偵を雇って彼女のオフィスや自宅をこっそり調べさせた。

6月の彼女の父への電話で、谷口は一見父親のような調子で、「私は彼女が死んでしまうか、あるいは自殺するかもしれないと心配している」と言った。彼は以前マネージメントしていた川田亜子に言及したが、彼女は2008年に謎の死を遂げている。吉松さんと家族はそれを脅迫だと感じた。申し立てによれば、谷口元一氏は彼女を中傷し続け、彼女を使わないようスポンサーを脅迫し続けた。

結局、ミス・インターナショナルのスポンサーも、谷口元一氏の圧力に屈した。

11月13日、彼女はここ東京の国際文化協会のオフィスに呼び出され、谷口元一氏が彼女を降ろすよう圧力をかけたと告げられた。「私がストーカー被害の状況を説明した後でさえ、国際文化協会は『病気のふりをしろ』『黙ってろ』そしてミス・インターナショナル大会の最後の舞台を欠席しろ、と命じました。口では私に同情していると言いつつ、私を助けてはくれず、私を不安にさせるだけでした」と彼女は話した。そのとき彼女と一緒にいたマネージャーは会話を録音していた。国際文化協会は我々の取材の申し出に応えなった。

これらの申立てに対して、谷口元一氏はこう述べた、「私はストーカーじゃない。彼女のマネージャーのマット・テイラーは私に多額の借金があり、私はただ金を返してもらおうとしただけだ。なるほど、私は12月30日に彼女に会うため彼女がテレビ収録中のスタジオに行ったけれども、私は吉松さんを連れ出そうとしなかったし、なんのトラブルもなかった。私立探偵を雇って彼女を調べることもしなかった」

谷口元一氏の弁護士の話は少々ちがう。「谷口元一氏はテイラー氏のどんな資産も押収したがっていました。そして彼を見張るために私立探偵を雇いました。私はその探偵からレポートを受け取りました。その中には吉松さんの事務所と自宅の写真がありました。不法に室内に侵入したものはありませんでしたけれども」

テイラー氏は、2012年に裁判で敗訴した後、谷口元一氏に借金していることを認めている。「私は彼と支払計画を取り決めようとしました。しかし彼は借金返済の一部として、吉松さんの契約を引継ぐと言って譲りませんでした。仮にそうできるとしても、私は奴隷であるかのように彼女を彼に売り渡すことはできません。そのことを彼はわかってないようです。私たちは別の時代に生きている」

穏やかな口調で話す彼女の弁護士は、「谷口元一氏と吉松のマネージャーの間にあるどのような個人的問題であれ、そのことで吉松さんを悩ませることは、法律的にもいかなる倫理基準によっても正当化されません」と述べる。

日本のマスコミの沈黙

主要な日本のメディアによるこの事件の報道は極端に少なかった。日本で最も売れている週刊誌である週刊文春が12月12日に4ページの記事として報道した。この事件をちゃんと報道したたった二つの主要な日本の新聞は、佐賀新聞(吉松育美さんの出身県にある)とリベラルなタブロイド紙である日刊ゲンダイである。

この事件を日本人に知らせずにおくことはできなかった。吉松育美さんはブログの中で自分の窮状を記事に書いたが、その記事が、12月12日以来100万レビューを達成した。彼女は励ましのメールやコメントを数百通受け取った。その中には彼女と同じ美人コンテストの参加者も含まれていた。そしてまたストーカー被害を受けた女性たちからの同情と共感が沸き立った。2ちゃんねるのような日本の人気掲示板は、彼女の窮状を伝えない日本の主要マスコミの怠慢への憤怒と失望で炎上している。

これは驚くべきことではない。日本の主要なメディアは、番組、コマーシャル、エンターテイメントのため有名な芸能人に頼っているが、彼らは芸能事務所の支配下にある。

日本の主要な新聞のある芸能部記者は、全般にマスコミが静かであることについて次のように説明した、「日本の芸能界において、周防郁雄氏はヴォルデモートのようです。誰もが彼を知っていて彼を恐れていて、誰も彼の名前を口にしたがりません。周防郁雄氏と谷口元一氏が親密であることは誰でも知ってます。芸能人の利用と収益を失うことを考えると、彼に嫌われることのコストは大きいです。それに対して吉松さんを使う利益は大きくない。残念ですが、これが芸能界です」

が、吉松さんの完敗というわけではない。彼女はアメリカ映画の仕事をオファーされた。彼女の窮状を知ったある国会議員は今週彼女に会い、調査を要求するつもりだ。現在の総理大臣夫人の昭恵さんは、率直な人で、ミス・インターナショナルの審査員でもあったが、伝えられるところによると、彼女は激怒して、国際文化協会が問題にどう対処したか回答するよう申し入れた。

安倍夫人だけが答を要求しているのではない。凶悪な人物によってストーカーやハラスメントをじっと耐えていた何千もの日本の女性たちにとって、吉松育美は、彼ら全員のために断固立ち上がる(勇敢な女性の)象徴となった。




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時事/ブログ観察 | 【2013-12-23(Mon) 14:27:30】 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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